春から延び延びになっていたナローマルチビームによる水中調査。
一緒に取り組むのは研究所の資源増殖部。名前のとおり水産資源を調査し青森県の水産業を支える重要な部署。2年程前、ドローンによる藻場調査の相談を受けて以来何度かお会いするうち、研究所前の海中ってどうなってんだろみたいな感じでで始まった話。
最新マルチビームを導入して以来、試行錯誤を繰り返していたため半年遅れの実現となりました。
計測してみると海岸沿いは変化に富んだ岩礁斜面。それ以外はなだらかな砂底。しかし水産資源は水面から存在する。海底だけじゃない、ってことで水産業に貢献できる何かが出来ないかと・・・。
まだ解析中ですが想定外の興味深いデータがとれました。普段の測量ではノイズとして除去するもの。更に少し調査範囲を広げると凄いものが沈んでいるとか。来春のつづきが楽しみです。
後から知ったのですが、以前提供した空中写真をホームページのトップに使ってると。
有効利用してくれて感謝ですね。(http://www.aomori-itc.or.jp/index.php?id=2184)