3次元レーザースキャナ計測

3次元レーザースキャナ計測とは

 通常の測量作業では、対象となる地点に「人が立ち入る」必要があります。
しかし、測量によってデータを得たい場所が「人が立ち入ることができる安全な場所」ばかりではありません。
 「3次元レーザースキャナ計測」は通常の測量作業に必要なミラーを必要としないため、対象地点に人が立ち入ることなく観測することができます。
 対象地に人が立ち入る必要がないため「人が立ち入ることが困難な場所(崖崩れ等の災害地、急傾斜地等)」を安全に計測することができます。また、レーザーにより高密度かつ高精度に観測することができます。
観測結果は3Dモデル等さまざまな表現方法により「目で見てわかる」データとなり、従来よりも計画検討等に役立つデータの提供が可能となります。
 地形だけでなく、橋梁やダム、建物といった構造物の観測・3次元データ化も可能です。

作業状況
【構造物計測】 【被災地瓦礫計測】
【消波工計測(エレベーター三脚使用)】 【起工測量地形計測(エレベーター三脚使用)】

計測結果(3次元点群データ)
【ダム湖】 【橋 梁】
【消波工】 【被災地瓦礫】

解析結果
【横断図】 【段彩図(陸上競技場・野球場)】
【瓦礫量算出】 【起工測量盛土量算出】

レーザースキャナ(陸上)とマルチビーム(水中)の合成
【消波工と海底地形】 【ダム湖】