6月から通ってるここ米沢。最初は遠く感じていましたが、慣れたもんで早朝八戸を出発し9時には普通に現場作業開始しちゃってます。
しかしそんな米沢も最後は大雪。数日前に行ったレーザースキャナーによる出来形計測(写真左上)ではウインドブレーカー着るだけで十分だったのに。
そしてこの雪のなか、出張部隊にニューアイテムを投入。6号車に任命されたステップワゴンです。ホワイトベースに青いライン。そして内装も出張仕様。シートは長距離でも腰痛無縁のレカロ。ウォークマンも装備し、歌謡曲からクラシック、はたまたアルゼンチンタンゴまで収録してます。今回はチャイコフスキーに始まり、最後は岡本真夜。古っ
これからも遠征頑張りますよー。
空間情報部日誌
業務(?!)日誌(2013年)
三陸沿岸道路(岩手県下閉伊郡豊間根町)
宮古三陸沿岸道路レーザー計測
小泊漁港マルチビーム計測
今週は初雪&大雪の弘前から、季節風吹き荒れる小泊権現崎へ。地元の建設業者さんいわく、この季節の凪ぎは月に数日。12月になるとほとんど無理とのこと。今回は外洋に面したテトラ周りでの作業がメイン。多少のうねりでもアウトです。
木曜日夕方から準備を開始し金曜の午前から計測開始。しかし朝から雨。しかも予報より早く風が吹き出し、外港側では満足するデータがとれず内港メインの計測で初日終了。でも本番は凪予報の土曜日。何パターンか作戦を練り十三湖畔の民宿へ。温かいお風呂とおいしい食事は当然しじみ汁。濃厚です。風を気にしながらもデータ解析に勤しみ夜が更けていきます。
明朝、現場までの道中ドキドキしながら海を見るとベタ凪。もう心の中で何度もガッツポーズ。風が吹く前に早く計測しないと。幸運にも夕方まで凪が続き計測完了。
夕方、昼食用のパンをかじりながら機材の撤去作業。しかーし油断大敵。操舵室から「ベリッ」。佐藤さんのズボンが破けてます。しかもゴアテックス。音が違います。きっと初日ズボンを破った阿部さんの傷を癒すため、あえて・・・
すべての作業が終わりるころには夜空に綺麗な満月が出ていました。
海の仕事はいつもの100倍神経を使います。でもそれ以上の達成感があるのも事実。そんな海の仕事も後輩に道を譲っていこうと思います。神経がすり減る前に。
電子国土賞受賞
昨年度、経済産業省の被災地復興支援事業で開発した「携帯型森林GIS」が国土交通省国土地理院「電子国土賞2013」において「特定テーマ賞」を受賞しました!
共同開発した日本スーパーマップの林社長より応募のお誘いがあり、是非参加しますと。初めは電子国土賞ってなに?って感じでしたが、調べてみると国土地理院主催。測量屋としての血がさわぎます。期間が短く申請書作成から紹介ビデオの製作、関東地方測量部での実機デモとバタバタ。
日常の業務に戻り数日後、「受賞が決定しました!」と連絡が。
表彰式は11月14日から東京お台場日本科学未来館で開催される「G空間EXPO2013」で行われることになったのですが、開発に尽力した山ちゃんが体調不良。私もはずせない海の仕事が入っていたため、こういうのが苦手なんだよなーと言いながら社長が一人で上京。しかーし送られてきた授賞式の写真は・・まんざらでもないご様子。社長からは恥ずかしいから出しちゃ駄目と言われましたが、多分HPみてないのでこっそりUP。(左下の写真)
社長の嬉しそうな顔みたらなんか報われますね。普段苦労しているからこその笑顔です。
この度の受賞は青森県庁林政課様、林業研究所様、八戸市森林組合様、株式会社フィフティーワン様、そして日本スーパーマップ株式会社様等、開発に協力していただいたすべての皆様のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
最後に「山ちゃんやったね」